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広がるダンボールの世界

ダンボールは、今から約150年前にイギリスの紳士たちが帽子の中に入れる汗取用のシートとして発明されましたが、それが長い年月の間にいつの間にか梱包材や緩衝材としての用途がメインとなりました。

"強化ダンボール"には約10mmの2層構造のものと、約15mmの3層構造のものがあり中芯の高さが5mm の"Aフルート"が重ねられた状態で、断面の美しさもなかなかのものです。

これは見かけ以上に丈夫で、手で折り曲げることができないだけでなくカッターで切ろうとしても腱鞘炎になってしまいそうなくらい大変なので、通常の加工ではジグソーや電動ミシンノコが使われています。

ちなみに3層構造の強化ダンボールは、ベトナム戦争をきっかけにアメリカで考案されたもので、それまでは兵士たちに物資を送るのに、船で輸送した後さらにヘリコプターを使ってジャングルの奥地まで運んで着地して降ろしていたのですが、丈夫なダンボールを作って上空から落とすことができるように

ロッキングチェア、やシーソーなど、木と同じ強度を必要とする遊具の素材としても使われるようになり、ダンボールの世界はどんどん広がっています。

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